公用費
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- by 多拿花
- 2006.10.21 Saturday 00:00
2006年10月3日付の中国系香港紙「文匯報」は、胡錦涛国家主席が先頃、ある政府部門から出された新車購入申請を却下したと報じた。
それは、ある政府部門が管轄する国家機関の公有車100台以上を、現有の旧型「アウディA6」からその上位機種である新型「アウディA6L」に買い換える申請を行ったところ、関係部門が承認したにもかかわらず、胡錦涛国家主席がこれを却下したというものである。
ある関係者は、申請却下の理由を、現行の旧型「アウディA6」がまだ十分に使えるだけでなく、新型「アウディA6L」の購入価格及びその維持費が高すぎるので、ただでさえ大きい公用車の支出がさらに増加することになるからとしている。
節約と奢侈の防止を提唱している胡錦涛主席の真の意図は、まだ使える車の上位機種への買い換えで無駄な金を使うよりも、民衆が緊急を要する問題の解決が先で、金はこうした問題解決のために活かして使うべきであるということだろう。
◆公用車の経費で6兆円
中国には2004年の時点で少なくとも400万台の公用車があり、その経費(ガソリン代や部品代などの維持費、運転手経費など)は、年間で4000億元(約6兆円)にも達し、06年予算として約2807億元が計上されている軍事費*を遥かに上回っているだけでなく、全国の教育関係費と医療経費の合計をも上回っていると言われている。
*(註)中国の公式発表によれば、04年の軍事費は256億ドル(約3兆円)であった。
乗用車の購入は、中国政府の調達費用で最大の項目となっているのみならず、その増大速度が最も速い項目の1つとなっている由。
中国機械工業連合会の統計によれば、04年の全国の公用車購入金額は500億元(約7500億円)であったが、05年には600億元(約9000億円)に増大、06年には700億元(約1兆500億円)に達するものと予想されている。中国財政部は06年の全国における政府調達総額を3000億元と想定しているので、700億元はなんとその4分の1を占めることになる。中国の第8次5カ年計画(1991~95年)における公用車購入総額が720億元(約1兆円)であり、1年間の平均で144億元(約2000億円)に過ぎなかったことを考えると、物価上昇を加味しても購入台数が年々増大していることが見て取れる。 NBonlineより
中国の物価では、車はまだま超贅沢品であり、公用車の経費の割合が若干高くなるのは仕方ない事かもしれませんが、「全国の教育関係費と医療経費の合計をも上回っている」とは一体どういう予算なんでしょうね?
大国中国の中央政府官僚の特権とはいえ、ちょっと怖い数字です。
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