中国で見つけたガラクタ 第二章

1986年中国初上陸以降、中国や台湾で発見した「ガラクタ」の様な出来事を紹介するBLOGの第二章です。

上海の人口問題(2)

上海の人口問題その2です。

1997年に作った上海レポートを読み返してみると結構面白いです。

上海市の平均海抜はわずか4m。地球温暖化現象が進むと、すぐにでも水没しそうな街なんです。

平均寿命は(1995年の統計)男性74.1歳、女性78.0歳(1993年日本:男性:76.3、女性:82.51)。

大学(短大・高専含む)進学率は、(当時の統計で)60%以上。

という様に、中国の中でも上海だけは突出して発展した町であった事がうかがい知れます。

さて最も驚きの統計が、
人口密度です。
今でこそ地下鉄が発達し、郊外の開発が進んでいますが、1997年当時はようやく開通したばかりの内環状線(でも一部開通してなかった)より外側はど田舎というイメージでしたので、上海市のほとんどは内環の浦西側に集まっていました。


区・県人口密度(人/平方㎞)備考
上海市全体2,05295年統計
黄浦区62,755和平飯店・友誼商店の周り
南市区61,526豫園のあたり
静安区53,110ポートマン・静安寺のあたり
嘉定区1,044F1レースをやっている所
青浦県678郊外。今でも田んぼだらけ
東京都5,38496年統計

1995年末で、上海市の人口が1,300万人と言われていましたが、今はどうなっているんでしょうかね?

調べてみたら面白いと思うんですが、今はもうそんな気力も思い入れもありません。

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