中国で見つけたガラクタ 第二章

1986年中国初上陸以降、中国や台湾で発見した「ガラクタ」の様な出来事を紹介するBLOGの第二章です。

上海の人口問題

昔上海と言えば(今でもそうですが)、人が多くてごみごみとした街で有名でした。
また、10年以上も前から、先進国と同様に、出生率の低下と高齢化が進んでいた街でもありました。

1997年にやってきたVIP向けに作成した上海レポートを見かえしてみると、1994年の段階で、出生率が死亡率を下回っており、(外地人の流入を除くと)人口が自然減少し始めていた様です。
90年代後半の上海の大発展により、そのような気配は全く見られませんでしたが、こと上海戸籍をもつ上海人だけの人口統計を分析すると、思いもよらぬことが見えてきたようです。

高齢化進む上海、2020年には人口の1/3が退職者に
2006年07月06日 00時00分

上海は経済の高度成長と近代化が進む都市として知られ、若さと活気が溢れている。しかしこの表面現象により隠れている事実がある。それは上海が中国国内で最も急速に高齢化が進行中の都市であるということである。上海社会科学院の研究によると、現在同市人口の20%が少なくとも60歳(一般的には退職年齢とされる)であり、人口中に占める退職者の割合が急速に増えている。

2010~20年には60歳以上の人口は毎年17万人ずつ増加すると見込まれており、上海人口の約3分の一が59歳以上となり、都市の人口構造を大きく変える。これが経済や財政に及ぼす影響は大きい。(日中グローバル経済通信

今後は、外地からの流入をコントロールすることで、この高齢化社会に対応していく事になると思いますが、難しい舵取りになりそうです。


追記
こちらに「2005年の人口調査で上海の人口」が紹介されていました。あわせてご参照ください。

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