中国で見つけたガラクタ 第二章

1986年中国初上陸以降、中国や台湾で発見した「ガラクタ」の様な出来事を紹介するBLOGの第二章です。

西安(大雁塔)

西安(長安)は、三蔵法師(玄奘三蔵。602?664年)が仏典を求めて天竺に行った際の出発点であり、終着点でもあります。
そのためか、仏典に関する建物なんかが結構残っております。
大雁塔もまた、三蔵法師がインドからもちかえった経像類を中国語訳をしたものを保管するために652年に建てられました。625年に唐の高宗が建立した慈恩寺の中にあります。
当初の5層から、10層、そして現在の7層と変遷しているそうです。

大雁塔

中国仏教史上では、ウルムチやトルファンに近い亀茲(きじ)国出身で中国で初めて教典を漢訳した鳩摩羅什(くまら・じゅう)や天台大師、鑑真和尚なんかが有名ですよね。


さて、この大雁塔に行ったとき、70歳以上と思われるお年寄りに英語で話しかけられたことがありました。
いわゆる知識人に属する方でしょうが、彼らの世代は、生まれてすぐに戦争で日本軍に痛めつけられ、その後共産党・国民党の内乱で国内を破壊され、またしばらくすると文化大革命で迫害され、ようやく落ち着いたと思ったら年金で生活できないほど物価が上がってしまった、というまさに踏んだり蹴ったり世代です。この時ばかりは、日本の平和を実感できました。

Comments

鮎川龍人
TBありがとうございました!
懐かしいなー!!!!
思い出の中国。
こちらも散策コースに加えます。
宜しくお願い致します。
2005/02/17 07:34 AM

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三蔵法師そして無言館
西安の大雁塔は、玄奘三蔵(三蔵法師)がインドから持ち帰った経典等を保存するために
TMweblog | 2005/04/17 12:39 AM
三蔵法師そして無言館
西安の大雁塔は、玄奘三蔵(三蔵法師)がインドから持ち帰った 経典等を保存するため
TMweblog | 2005/02/21 09:53 AM