中国で見つけたガラクタ 第二章

1986年中国初上陸以降、中国や台湾で発見した「ガラクタ」の様な出来事を紹介するBLOGの第二章です。

西安(鐘楼)

西安(長安)と聞けば、大阪出身の私的には、京都・奈良が真似た古都ということもあり、非常に親近感を覚えますが、
西安は実は意外と反日感情が強いみたいです。

昨年の寸劇事件がその典型ですが、10年ほど前には、西安の某飛行機会社系ホテル(当時)で日本人が強盗殺人されるという事件もありました。

西安は中国では科学技術(特にロケットや軍事関係)に注力している都市ですが、海外の技術に頼らない国産技術で立ち上がろうとしている都市です。
第二次世界大戦中、日本軍から追われた技術者が上海→西安→成都へ逃げ続けながら、研究を続けたということもあり、決して無関係ではないと思います。

さて、これからしばらく西安を紹介したいと思います。
まずこれが西安市内のど真ん中にある鐘楼です。
この鐘楼と後述の城壁のお陰で街中ずいぶんと交通渋滞しているようですが、街のシンボルですので、そう簡単には取りつぶされないでしょう。

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中国語で街(city)のことを「城」とか「城市」と呼びますが、昔は街そのものを城壁で囲んでいたため、街全体を「城」と呼ぶようになったそうです。
西安の街中もこの城壁で覆われていますし、北京の紫禁城も城壁で覆われ、下界と遮断されております。

Comments

田中です。
frugelさん

こちらこそ、いつもご訪問頂き、ありがとうございます。
しばらく内輪向けのものばかり書いておりました。

私の意見は非常に偏っていると思いますが、是非とも今後とも客観的なご意見をお願い致します。
2005/02/16 12:28 PM
frugel
田中さん、トラックバックありがとうございます。
私は鐘楼の近くに泊まりました。
上海などと比べると西安などは、近づいてくる人がすごく多かった気がします。
2005/02/16 12:18 AM

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