パピ
上海はええとこじゃ、と毎晩お酒を飲んで、楽しんだそうじゃ。
時には北海道の中馬鹿と一緒に、西洋人が集まる衡山路のバーではめを外したり、乞食の子供を捕まえて東北弁で説教したり、いろーーーんなことがあったそうじゃ。
特に夜はすごい活躍じゃった。天満堂とかなんとかという飲み屋で、えりママとかかおりママにいじられて喜んでおったのが懐かしいのー。
中でも、さくらとか言う、これまた中国の田舎出身のおなごがおって、とっても優しくしてもらって、感激しとったのー。
で、あまりにも感激すると、東北訛りで、森高千里の歌を歌い始めんじゃ。
これには、わしも、ちょっとばかり引いてしまっただ。

でも、夢はわずか3ヶ月で終わってしもうただ。
パピは、また生まれ故郷の東北へ帰っていってしまっただ。
さくらとの涙の別れがあったらしいが、東北人は人前では泣かねーべ。
もちろん人前でチューしたり、口紅の跡を残したりしないっぺ。
ほんで、そのパピが、今度秋葉原に転勤になったらしい。10年ぶりに都会に出ることになったらしい。パピはどんなおやじになっとるか、ちょっとばかり楽しみじゃの~
ほんでもって、またさくらみたいなおなごとの出会いがあればいいのぉぉ
時には北海道の中馬鹿と一緒に、西洋人が集まる衡山路のバーではめを外したり、乞食の子供を捕まえて東北弁で説教したり、いろーーーんなことがあったそうじゃ。
特に夜はすごい活躍じゃった。天満堂とかなんとかという飲み屋で、えりママとかかおりママにいじられて喜んでおったのが懐かしいのー。
中でも、さくらとか言う、これまた中国の田舎出身のおなごがおって、とっても優しくしてもらって、感激しとったのー。
で、あまりにも感激すると、東北訛りで、森高千里の歌を歌い始めんじゃ。
これには、わしも、ちょっとばかり引いてしまっただ。
でも、夢はわずか3ヶ月で終わってしもうただ。
パピは、また生まれ故郷の東北へ帰っていってしまっただ。
さくらとの涙の別れがあったらしいが、東北人は人前では泣かねーべ。
もちろん人前でチューしたり、口紅の跡を残したりしないっぺ。
ほんで、そのパピが、今度秋葉原に転勤になったらしい。10年ぶりに都会に出ることになったらしい。パピはどんなおやじになっとるか、ちょっとばかり楽しみじゃの~
ほんでもって、またさくらみたいなおなごとの出会いがあればいいのぉぉ
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