中国で見つけたガラクタ 第二章

1986年中国初上陸以降、中国や台湾で発見した「ガラクタ」の様な出来事を紹介するBLOGの第二章です。

パピ

今は昔、東北出身で、パピというあだ名の若年寄みたいなあんちゃんが大都会の上海に来て、3ヶ月ほどの短い夢を見たそうじゃ。
上海はええとこじゃ、と毎晩お酒を飲んで、楽しんだそうじゃ。
時には北海道の中馬鹿と一緒に、西洋人が集まる衡山路のバーではめを外したり、乞食の子供を捕まえて東北弁で説教したり、いろーーーんなことがあったそうじゃ。

特に夜はすごい活躍じゃった。天満堂とかなんとかという飲み屋で、えりママとかかおりママにいじられて喜んでおったのが懐かしいのー。
中でも、さくらとか言う、これまた中国の田舎出身のおなごがおって、とっても優しくしてもらって、感激しとったのー。

で、あまりにも感激すると、東北訛りで、森高千里の歌を歌い始めんじゃ。
これには、わしも、ちょっとばかり引いてしまっただ。

パピとさくら

でも、夢はわずか3ヶ月で終わってしもうただ。

パピは、また生まれ故郷の東北へ帰っていってしまっただ。
さくらとの涙の別れがあったらしいが、東北人は人前では泣かねーべ。
もちろん人前でチューしたり、口紅の跡を残したりしないっぺ。


ほんで、そのパピが、今度秋葉原に転勤になったらしい。10年ぶりに都会に出ることになったらしい。パピはどんなおやじになっとるか、ちょっとばかり楽しみじゃの~
ほんでもって、またさくらみたいなおなごとの出会いがあればいいのぉぉ

Comments

BlogPetの多拿花君
若年寄って…なんだろう…?
2010/10/07 03:55 PM

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