台湾内閣総辞職
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- by 多拿花
- 2009.09.09 Wednesday 00:00
台湾、行政院総辞職へ 新行政院長に呉敦義・国民党秘書長
2009.9.7 22:32 msn産経ニュースより
【台北=山本勲】台湾の劉兆玄・行政院長(首相)が7日緊急記者会見し、台風8号の救援不手際の責任をとって行政院(内閣)が10日、総辞職すると発表した。総統府スポークスマンはその直後の記者会見で、馬英九総統が後任の行政院長に呉敦義・中国国民党秘書長(61)、副院長に朱立倫・桃園県長(48)を起用することを明らかにした。馬総統はかねて劉院長を留任させる考えを表明してきたが、与野党、世論の強い批判を浴びて総辞職を余儀なくされた。
先月の台風8号は、死者・行方不明者合わせて700人を上回る50年ぶりの大災害をもたらした。その原因として、馬英九政権の救援活動の遅れや不手際が厳しく批判されていた。
馬総統は先月18日の内外記者会見で政府対応の不手際を謝罪し、責任を追及する意向を表明する一方、劉兆玄院長については続投させる姿勢を示していた。
今週前半に予定された行政院改造も当初は副院長、部長クラスの小幅改造に留まるとの観測がもっぱらだった。しかし、世論がこれに強く反発し、総辞職を受け入れざるを得なくなったもようだ。とりわけ劉院長を続投させた場合、年末の統一地方選挙への国民党へのダメージが大きいとの懸念が強まり、人心一新を狙ったとみられる。
現在の馬英九政権の弱点として、かねて「同質性の高さ」が指摘されていた。要職の多くは馬総統と同様、蒋介石政権とともに戦後台湾に渡来した外省人とその子弟が占めている。また欧米大学に留学した学者タイプの人材が多い。劉院長もその一人だった。同タイプの集団は大災害などの危機管理に弱い面がある。
後任の呉敦義氏は日本の統治以前から台湾に住む本省人(南投県出身)で、台北市議、高雄市長などを歴任した党人派の政治家。
副院長に起用された朱立倫氏は米ニューヨーク大学で会計学の博士号を取得した学者出身だが、すでに桃園県長をほぼ8年務め地方行政の経験も豊富だ。ともに馬英九政権が年末の統一地方選挙を戦うのに有利な布陣とも言える。
ちなみに、台風8号による被害は、614名の死亡、75名が行方不明、農林水産業における被害額は164億6863万元(約445億円)との試算だそうです。
それにしてもすごい災害だったんですね。
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