傷跡2
- 台湾 > よもやま台湾
- by 多拿花
- 2009.08.12 Wednesday 00:00
台風が通り過ぎ、災害地の情報が明らかになってきました。
日本でもホテルが崩れ落ちる衝撃映像が放映されていたそうですが、台湾では他にもいろんな生々しい映像が繰り返し放映されており、改めて今回の台風のすさまじさを認識した次第です。
で、台北で話される話題の一つが野菜の値上げです。
これからしばらくは野菜・豚・鶏の値段が上がりそうで、市民の生活を直撃しそうです。
日本でもホテルが崩れ落ちる衝撃映像が放映されていたそうですが、台湾では他にもいろんな生々しい映像が繰り返し放映されており、改めて今回の台風のすさまじさを認識した次第です。
で、台北で話される話題の一つが野菜の値上げです。
これからしばらくは野菜・豚・鶏の値段が上がりそうで、市民の生活を直撃しそうです。
台風8号による農業被害総額は50.5億元、農産物や鶏卵・肉類の価格急騰は必至
行政院農業委員会が10日に発表した統計によると、台風8号が台湾にもたらした農業被害額(農・林・漁・牧畜業を含む)は合わせて50億5000万元に達した。このうち農作物の被害額が24億元近く、漁業および牧畜業が23億元を超えた。野菜、コメなどの農産物価格の急騰は必至。また同委員会では、鶏卵、鶏肉、豚肉の価格は中元節(旧暦7月15日、今年は新暦9月3日)ごろまで高騰が続くと予想している。
今回、農作物の損失額は24億元近く、被害面積は4万3500ヘクタールに達した。作物別ではバナナ畑の被害が最も著しく、被害面積は5000ヘクタール近くに上った。続いてパパイア、グアバ、葉菜類などに大きな被害が出た。
牧畜業の損失額は6億2000万元余りだった。ブタ7万匹、ニワトリ200万羽、アヒル52万羽が死亡した。
漁業の損失額は17億元で、養殖場の被害面積が2739ヘクタールに達した。屏東県ではハタ(石斑魚)、白蝦の養殖場、台南県ではテラピア(呉郭魚)、ミルクフィッシュ(虱目魚)の養殖場の被害が大きかった。
農業被害規模を地域別で見ると、最も甚大な被害が発生したのは屏東県で、被害額は22億元を超えた。収穫を控えた大量のバナナ、パパイアが風に吹き倒された。また同県の九如郷の養豚場では2万7000匹のブタが死亡し、被害額は1億元を超えた。水産養殖場の被害額は14億元に達した。屏東県林辺郷でハタを養殖している漁民は、数千万元の被害に遭い、これからどうしたらよいのか分からないと話している。
●農産物が大幅な値上がり、台風8号の被害により供給減少で
台風8号の被害によって野菜、果物、肉、卵、魚などは供給量が減少し、大幅に値上がりする見通し。
10日にはすでに鶏肉が20%以上値上がりし、産地価格が1台湾斤(600グラム)当たり35元に上昇した。卵の卸売価格は2元上昇して1キログラム当たり34元となった。中華民国養鶏協会は10日、台風8号により死亡した鶏の数を地鶏200万羽、卵用種100万羽以上に引き上げた。そのうち、台湾の地鶏の飼育数は約6000万羽であることから、今回の被害は3%以上に当たる。中元節(旧暦7月15日、今年は9月3日)までに供給が正常に回復することは難しく、1台湾斤当たり38元以上に達する見込み。
また台湾省養豚聯誼会は、今回の台風で10万頭以上のブタが死亡したと推測しており、豚肉の価格が1キログラム当たり70元以上に達する可能性があると指摘している。また、多くの子ブタが死亡したことから、豚肉価格が安定するまでに6~9カ月かかるとみている。
行政院農業委員会は、東南アジア、オーストラリアなどからの野菜の輸入量の調整を急いでいる。
Comments