大きな一歩です
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- by 多拿花
- 2009.04.30 Thursday 00:00
豚インフルエンザが突如発生し、2003年にSARSで大打撃を受けた台湾では緊張が走っています。
そんな中、これまでさんざん妨害されてきましたが、ようやくWHOへの参加(オブザーバですが)が認められたようです。
小さい島国ですから、いったん豚インフルエンザが上陸すれば台湾の打撃ははかり知れません。そんなことになると、日本に帰ることもできなくなりそうです。
前回の教訓を生かすと共に、WHOとの連携を通した政府の適切な処置を期待いたします。
そんな中、これまでさんざん妨害されてきましたが、ようやくWHOへの参加(オブザーバですが)が認められたようです。
小さい島国ですから、いったん豚インフルエンザが上陸すれば台湾の打撃ははかり知れません。そんなことになると、日本に帰ることもできなくなりそうです。
前回の教訓を生かすと共に、WHOとの連携を通した政府の適切な処置を期待いたします。
台湾がWHO年次総会に初オブザーバー参加へ
2009.4.29 19:01 msn産経ニュースより
【台北=山本勲】台湾行政院(政府)は29日、世界保健機関(WHO)の招請に基づき、5月18日からスイス・ジュネーブで開く年次総会(WHA)に台湾が「中華台北」の名義でオブザーバー参加すると発表した。台湾が国連関連機関の会合に参加するのは1971年の国連脱退以来初めて。昨年5月の馬英九政権発足後、中台関係の改善が進み、台湾の参加に反対してきた中国が受け入れ容認に転じたためとみられる。
国際社会参加をめざす台湾は過去12年、WHAへの参加に失敗してきた。新型インフルエンザの感染が世界で急拡大する中での今回の参加は、台湾住民はもちろん、支持率低迷に苦しむ馬英九政権にとっても朗報といえる。
台湾は2003年の新型肺炎(SARS)蔓延(まんえん)時にWHOからの関連情報の入手や感染対策に手間取り、大きな被害を受けた。今回はオブザーバー参加とはいえこうした障害の克服に大きなプラスとなるからだ。
馬英九総統は29日、参加成功の理由として、政府の対中関係改善政策の成果や日米欧をはじめとする国際社会の支持をあげた。中国は馬政権の安定を間接支援した形だ。
もっとも野党、民進党をはじめとする台湾独立派からは批判の声も根強い。馬政権が中国の要求する「一つの中国」原則を受け入れて、オブザーバー参加を認められたとすれば「台湾の主権を危うくする」との批判だ。
今回の参加が恒久的なものか、それとも毎年、WHOへの申請、審査が必要なのかは政府、野党の見解が分かれる。政府は「他のオブザーバー参加国同様に毎年の申請の必要はない」とする一方、民進党は「どういう条件での参加か、交渉内容を公開せよ」と求めている。
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