中国で見つけたガラクタ 第二章

1986年中国初上陸以降、中国や台湾で発見した「ガラクタ」の様な出来事を紹介するBLOGの第二章です。

二つの故宮

なかなか難しいでしょうね~

お互い腹の探り合いで、へとへとになっているんじゃないですか?
二つの故宮展に道筋も…政治の壁を実感 台北博物院長
2009.2.19 20:37 msn産経ニュースより
【台北=長谷川周人】台北故宮博物院の周院長(閣僚級)が19日、6日間の公式訪中日程を終えて帰台した。滞在中に中台分断後初めて北京故宮とトップ交流を行った周院長は、帰着後の記者会見で「合作の限りない(発展の)の可能性を見いだした」と述べ、「二つの故宮」による交流の成果を強調した。

台湾側の説明によると、北京で15日に行われたトップ会談で両院長は、副院長クラスによる新たな対話グループを結成し、年1回程度の定期協議を開催することで合意。人的な相互交流や書籍や刊行物の寄贈・交換などを実施していくことを決め、10月に台北故宮で開く清朝・雍正帝の特別展に北京故宮が29組の文物を貸し出すことも決定した。

台湾側は北京で学術会議の開催実現なども想定して会談に臨んだ。しかし、予定された北京での記者会見も行われず、中国の公安当局による「暴力がともなう取材妨害もあった」と台湾のメディアは伝える。これに対して周院長は明確な説明を避けながらも、「対等な交流を求めた」と述べ、交渉の過程で中台の主権に絡む何らかの政治問題が浮上したものとみられる。

ただ、台北故宮は「政治を排して文化交流を促進する」(周院長)との姿勢を一貫させており、両院が模索する共同事業の名称などをめぐる認識ギャップは、3月1日から予定される鄭・北京故宮院長の訪台を待ち、引き続き協議することになりそうだ。

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