中国で見つけたガラクタ 第二章

1986年中国初上陸以降、中国や台湾で発見した「ガラクタ」の様な出来事を紹介するBLOGの第二章です。

日本への旅行

中国人は、海外旅行(出張含めて)に行くチャンスはなかなかありません。

中国人留学生や海外国籍を取った中国人、政府関係者・日系企業ビジネスマンが行き来するのはよくありますが、一般ピープルが旅行に行くのは結構難しいです。今のところ小姐だけのグループツアーって言うのは皆無です。

こんな感じですので、お金を持っていても小姐が日本に行くチャンスはなかなかありません。
ここで小姐をちゃんと日本に連れて行けるかどうかが、おやじの腕の見せ所です。
解禁となった団体旅行に潜り込めば日本に旅行に行けますが、保証金が高い上に、単独行動なんかが規制されている様なことを聞きます。

やはり自由旅行に越したことはありませんが、その場合、†日本のしかるべき機関(会社)からの招聘保証書と、†中国の会社からの派遣証明書みたいな公的文書が必要となります。
会社社員であれば良いんですが、小姐は当然会社勤めではありませんので、虚偽内容を含んだ公的証明書を日本と中国の両国で作成し、在中国の日本領事館に提出しなくてはなりません。

ハードルは3つです。
†小姐を現地会社の社員もしくは同等スタッフの立場を与えることができるか?
†中国で作成する派遣証明書・在職証明書を準備できるか?
†日本から招聘保証状を入手できるか?
※彼女が外地人(上海以外の出身)だと、パスポートを取るのがまた少し面倒です。

これらをクリアーしたおやじだけが、玄宗皇帝と楊貴妃の様なラブロマンスを得ることが出来ます。

でも玉砕したおやじの末路は哀れです。
現地スタッフにばれ、エロおやじのレッテルを貼られますし、日本本社にばれたりすると帰任命令が早まったりします。

やはり上海での恋は、危ういものです。

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